チューニングするとどうしても気になるのが、実際にどれだけパワーが出ているのか? という部分です。eS4のE92 335iは名古屋・レッドホッドカンパニーによって、dixis SSCサブコンピュータ、チタンマフラー、チタンエギゾーストが組み込まれ、推定30ps〜40psアップが見込まれる仕様で(Vol.11にて詳細にレポート済み)、しかも走ったらあからさまに速くなっているからどれだけパワーがあるのか、期待に胸が膨らみます。そう思ってたおりに、同じE92 335iにdixisパーツをフルに組み込んだ仕様のクルマがパワーチェックするというので、一緒にテストを受けてきました。
今回の企画の主催は千葉・市川のビッテ、場所はスーパーオーバックス市川、測定機械はダイナパック3000という条件、誤差が大きくないよう軸出力が測定できるところでのチャレンジとなりました。
その結果はというと。。。eS4プロジェクトカーは「358.8ps」を達成。SSCオフの排気系チューニングだけでも「335.4ps」をマークしました。この結果には大満足です。場所は違いますが、同じダイナパック3000でテストしたフルノーマル時で267ps、チタンマフラー装着時で280psだったのですからね。それにしても、ここまでデータが違うのはエンジンのDME(コンピュータ)がSSCオンのときのクセを学習して、オフのときにもパワーがでるようになった、ということも考えられます。
同時に測定したもう一台の335iクーペはなんと「372.8ps」を達成。こちらはeS4のE92より、14ps出力が上回っていますが、これは、dixisスーパーインタークーラー&オイルクーラー、グループMラムエアシステムを組み込んでいるためだと思われますので、測定誤差などの条件を考慮しても妥当な出力差といえるでしょう。
でもみなさん、「ほんとにそんなパワーでてるの?」と思うかもしれませんが、当日同じコンディションでパワーチェックしたほかのBMW車がカタログ数値まで出力が届いていなかったのですから(それが普通なんですが)、この2台の335iのパワーアップの仕方は驚異的であると言えるでしょう。この日の模様は、eS4 vol.12(9月30日発売)で詳しく掲載する予定です。お楽しみに。